『期待と絶望』
自分の思い通りにいかなかったことに感謝しましょう。
絶望は期待の裏返しです。自分に期待し、周囲に期待し、世の中に期待して裏切られては、絶望するのです。
人は、絶望の中で未知なる自分と出会い、恐怖や不安がある中で新しい体験をし、心身ともに確かな経験として刻まれていくもの。絶望とは、新たな目覚めの一歩なのです。
今まで大きな絶望を経験したことがない人にはその絶望を乗り越えることはできません。
更に絶望をひどく恐れ、意欲的に行動することができなくなるかもしれません。それでは現状維持のままか停滞していくことになります。
今までずっと自分の期待通りに上手くいってきた人には、人生の中で大きな絶望や挫折感を味わった人の苦しみや心の痛みなど理解できません。
人が絶望を乗り越えるということは、自分自身の心と向き合い、行動にうつすことでそれまで自分が抱いていた心の壁を乗り越えることなのです。
与えられた絶望的に思える試練や困難な状況は、乗り越えられる人にしか神はお与えにならないのだから。
それだけあなたの心は強く成長しているということなのです。
皆様、ご覧頂きありがとうございます。
自分に対する言霊を受け取って頂けたら幸いです。